ファスナー(チャック)が生地に噛んでしまった時の応急処置方法

財布・ズボン・バッグなど

ファスナー(チャック)が生地を噛んでしまい動かなくなる時があると思います。

 

今回はそんなときの対処方法をご紹介します。

1.ファスナーの構造と名称

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①エレメント

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凸凹している部分のことを「エレメント」

または務歯(むしといいます。

 

この部分がつなぎ合わさったり離れたりすることで

ファスナーの開け閉めができます。

 

②スライダー

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ファスナーの取っ手となる部分のことを「スライダー」といいます。

③テープ

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エレメントが縫い付けてある生地の事を「テープ」といいます。

2.直し方

①噛んでしまった生地を左右になるべくやさしく引っ張る。

 

②噛んでしまった方とは逆の方向に向かって

ゆっくりファスナーを動かす。

 

スライダーやエレメントをドライヤーで軽く温めておくと、

少し柔らかくなって動かしやすくなります。

 

定規・マイナスドライバーなど、薄く平べったい、ある程度の硬さがあるものを

生地とファスナーの間に挟むと隙間ができるので、

そこから生地をゆっくりと取り出してください。